がん末期の温泉旅行

今回の依頼人は、福岡県にお住まいの80歳代の女性です。
医師からは「あと半年ぐらいです。次のお正月を迎えられるかどうか。」と告げられたそうです。

「以前、何度か泊まった温泉旅館へ行きたい」との依頼を頂戴しました。
酸素吸入が必要なお客様。
体力の低下、痛み、微熱、食欲の低下、圧迫骨折などもあります。
しかし「用心して、やめておこう」ではなく、「できるかぎり実現したい」というご本人様・ご家族様のご意向で、実現しました。
 
私どもの役割は、なるべく体力的なご負担の少ない移動手段と行程の選定、旅館の手配、酸素吸入の手配、エアマットやシャワーチェアの手配、ナースコールの手配、そして、当日の状態観察と介護でした。万全を期すために、看護師2名態勢で臨みました。
 
さて、当日、梅雨の中休みにも恵まれ、おだやかな天気でした。
お客様は、おなじみの旅館の窓から景色を眺めて過ごしました。
いつもより食欲も出て、お顔色も良かったお客様。
無事に2泊3日の旅行を終えられました。
「意外に、あっという間でしたね」とおっしゃるお客様。
 
お正月の旅行も行きたいですね。

※写真はイメージです

※写真はイメージです