博多のホテルでお食事
今回のお客様は、糟屋郡新宮町の老人ホームにお住まいの60歳代の男性です。
数年前に脳出血を起こされて、以降はベッド上での生活を余儀なくされました。
手足の拘縮も進みつつあります。
 
「どこかへ出かけたい」という気持ちをお持ちですが、脳出血の後遺症で、めまいがひどく、体力も心配で、病院受診以外の外出はできていない状況です。
 
話し合った結果、「まずは近場で短時間で行くことができる外食」から始めることとなりました。
 
ご本人様は、咀しゃく・嚥下が不十分なので、食事はペースト食かトロミ食が必要です。
移動手段は、めまいを防ぐように、なるべく振動が少なく運転してくれる介護タクシーが必須でした。体力を考慮して、移動時間は30分以内。
 
探した結果、ありました。
福岡市博多区のホテルレガロ福岡のレストラン「ラコンテ」。
運転は、ケアタクシー・マハロさん。
念のために、ポータブル吸引器とパルスオキシメータを準備して臨みました。
 
さて、当日、とても良い天気に恵まれました。
ご家族様と1時間ほどゆっくりとレストランで過ごされ、無事に2時間半の外出を終えました。
 
初めての外食でしたが、
これを機に、さらにいろいろな所へ出かけたい気持ちになってくれると、嬉しいです。
 
今回、とても感銘を受けたのは、レガロのレストラン「ラコンテ」さんの「おもてなし」です。
ランチタイムにもかかわらず、特別食にご快諾くださいまして、安全のため市販の介護用ペースト食を使いながらも、そうは見えない「手の込んだ仕立て」。
シェフのプロとしての「誇りと技」を見せていただきました。

きれいに盛り付けられたお食事

きれいに盛り付けられたお食事


ペースト食には見えないプロの技

ペースト食には見えないプロの技