夢に見たクルーズ船
 
先日、お客様のサポートとして、イタリア・ギリシャのエーゲ海クルーズにお供しました。お客様は、四国に住む男性です。脳性マヒのため、手足や首の不随意運動と、重度の構音障害があります。
 
さて、行程は、2週間の長旅です。
ミラノ→ベネチア→ローマ→サントリーニ島→トルコ→アテネ→クレタ島→ローマ(バチカン)という魅力満載の行程。

電動車いすを使っているお客様

クルーズ船の前で一枚

実際に行くまでには、数々の課題がありました。10時間以上のフライトで、機内で経管栄養(胃瘻)やオムツ交換をどうするか。
国際線に液体や薬物、医療物品を持ち込むことができるのか。サントリーニ島など、バリアフリーが整っているとは言い難い場所を車いすで訪れることができるのか。クルーズ船には、乗客は日本人は皆無。もちろん船員に日本人スタッフはいない。
言語障害があるお客様と一緒に、現地スタッフとコミュニケーションをどう図るのか。等々。

飛行機内でのワンシーン

飛行機内でのワンシーン

何度も事前の打ち合わせを重ねて、当日に臨みました。
 
その結果、ご本人様・ご家族様・施設職員さん・航空会社職員さん・現地スタッフさん・ガイドさん等、関係者各位のお力添えを得て、無事に全行程を終えることができました。

現地の方々にもお手伝いしていただきました

現地の方々にもお手伝いしていただきました

お客様は、ミラノ駅で、映画ひまわりのラストシーンを思い出し、断崖の島サントリーニでは、エーゲ海の絶景を堪能して、クルーズ船内の誕生会では、ワインやバーボンで乾杯。

船内でのパーティー

船内でのパーティー

英語が苦手な私大橋と、現地スタッフとの、トンチンカンなカタコト英語のやりとりに、「笑い過ぎて、おなかが痛い・・・」とお客様は大爆笑していらっしゃいました。
  
私たちにとっても、深く記憶に残る旅となりました。

ミラノの大聖堂前にて

ミラノの大聖堂前にて

旅行の企画実施:NPO法人しゃらく(神戸市)
付添協力:NPO法人あすも特注旅行班(福岡市)