奥様との約束を果たす旅
 
「ずっと妻が行きたがっていた平戸に行きたい。」昔、奥様とよくご旅行に行かれていたお客様。詳しくお話を聞くと、平戸旅行の計画を立てていたが、数年前に奥様は体調を崩し他界した。とのこと。
 
奥様は生前、平戸の教会群を見たいとずっとおっしゃっていたそうです。
「妻の写真を持って行って、教会を見せてあげたい。」奥様想いのお客様からそんなご依頼がありました。
 
お客様は、屋内の生活は自立していますが、持病などがあり、長時間の歩行が難しい状態です。また、お客様自身も体調の変化が大きく、ここ数年は長時間外に出ることはほとんど無かったそうです。

列車の旅がお好きなお客様

体力面を考え、2泊3日のご旅行となりました。教会群のご観光に加え、お客様は列車旅がお好きでしたので、佐世保から松浦鉄道に乗って平戸まで移動することにしました。

日本最西端の駅

1日目は、移動のみ。2日目に教会群を回りました。
教会に到着すると、カバンの中から奥様のお写真を取り出し、お2人でゆっくりと教会内を眺めていらっしゃいました。「やっとこられた。」お客様から聞こえたその一言がとても印象的でした。
 
ご体調も良かったので、当初予定にはなかった生月島も行くことができました。帰りは少しお疲れのご様子でしたが「次は呼子に行きたい。呼子も妻と行く予定を立てていたんです。」と次回のご旅行のご依頼も頂戴しました。

田平天主堂

今回も多くの方のお力添えを賜り、この旅行が実現しました。本当にありがとうございました。