要介護状態のお父様と温泉旅行へ

「父と旅行に行きたいです。要介護5で、胃ろうがあり、一人では座れない父ですが、ストレッチャーなどで行けますか」ホームページのお問い合わせフォームより、長女様からそのようなご依頼をいただきました。
 
景色のいい所で、数日間ゆっくりと過ごす旅をご希望です。できれば温泉にも入りたい、とのこと。
 
お父様は、ほとんどベッド上での生活で、座った姿勢は1時間ほどが限界です。膠原病をお持ちで、体の痛みがあります。肺炎で何度か入院したこともあります。

ベッドで休まれるお父様

ベッドで休まれるお父様

かしこまりました。
 
では、お父様の体力を考慮し、車で2時間半ほどで行ける別府温泉、海の見えるホテルでの2泊3日の滞在をご提案しました。

お宿の目の前には海が広がっています

お宿の目の前には海が広がっています

出発までの準備は、担当者会議に参加させていただき、ケアマネジャーさんや訪問看護師さん、主治医やPTの先生とも情報共有しました。

胃瘻の処置や、経管栄養、投薬等の処置を事前に打ち合わせ。現地での介護用ベッドの手配、入浴アシスタントヘルパーの手配等、ホテルとの交渉。フルリクライニング車椅子とチルトリクライニング車椅子の2台併用としました。
 
さて、当日、くもり時々雨の、あいにくのお天気でしたが、別府湾サービスエリアからの眺めは良好!!
念願の温泉にも入りました。途中で痰が少し増えたり、微熱が出る等の、若干の変調はありましたが、新規オープンしたばかりの海辺のホテルで3日間ゆっくりと過ごされました。

娘様とのお写真に、笑顔になるお父様

娘様とのお写真に、笑顔になるお父様

 
最終日、かえりの支度を整えていると、きれいな虹が出てきました。これは吉兆ですね~。
とっても「お父さん思い」の長女様。その思いに、私たちも胸打たれる3日間でした。

二重にかかるきれいな虹を見ることができました

二重にかかるきれいな虹を見ることができました

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このたびもご協力くださいました、関係者の方々、介福本舗さま、ガハマテラス様、有限会社大分タキ様、別府大分バリアフリー観光センター様、皆々様に厚く御礼申し上げます。