あすも旅行記

付き添いサービス

九州・福岡から神奈川へ転院

九州・福岡から神奈川へ転院
 
今回のお客様は、70歳代の女性です。
10年ほど前に福岡に移住して来られました。
末期がんを患い、ご本人の希望で、
福岡市内の病院から、故郷の神奈川県小田原へ転院する運びとなりました。
  
 一般的に、がん末期の状態のお客様の場合、
移動の時期は、1日でも早いほうが望ましいです。
 
目指すは「安全・快適」そして「本人・家族の同意と安心感」。
 
迅速にご移動いただくために、
下記のサービスを行ないました。
 
・入院病棟の医療ソーシャルワーカーさんや看護師さんとの情報交換。
・新幹線の個室の確保。
・横になったまま乗降でき、たくさんの荷物が積めるような大型の福祉タクシーの手配(福岡と神奈川で)。
・痩せられて骨の痛みがあるので、移動中に床ずれや痛みを防げるようなマットの用意。
・小田原駅のエレベーターは小さくて、ストレッチャーが入らない。ギリギリでもエレベーターに入る機材の手配。
・それらを事前に試着できるよう、作業療法士さんとの打ち合わせ。
・ご家族との連絡・調整。
・当日の病状観察と付添介護。
 
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さて、当日、おだやかな晴れの天候でした。
ご家族様、福祉タクシー業者さん、駅員さん・車掌さん方のご協力のもと、
無事に7時間の行程で、ご転院なさいました。
これから郷里で過ごすことができますね。
 
ご家族様からは「見事な連携プレーですね。こんなサービスがあるなんて知らなかった。どうやって移動させたらいいか、本当に分からなかったのです。ありがとうございました。」
とお褒めの言葉をいただきました。
 
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このたび、お力添えくださいました、
転院元・転院先の病院職員さん、
JR西日本・東海の職員さん、
タクシードライバーさん、
福祉用具店さん、
関係者の皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
 

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