宿泊旅行
原鶴温泉へ家族旅行
原鶴温泉へ家族旅行
「家族で一緒に寝起きしたい。温泉地で一緒に食事がしたい」
福岡市の老人ホームにお住まいのご夫妻様からの依頼でした。
80歳代のご夫妻様、旦那様はお元気ですが、奥様は要介護5で、つねに全般的な介護が必要です。
話し合った結果、奥様のご負担を考慮して、目的地は福岡市内から1時間ほどで行ける「原鶴温泉」
ご夫妻様と妹様の3名様で宿泊できるトリプルベッドのあるお部屋。
移動手段は、介護タクシーを使用。
お食事は車椅子でも入られる個室を手配し、せっかく季節の会席料理ですから、一部はキザミ食で、キザミ以外も7割ほど。
入浴は、女性スタッフ2名の介助で、浴室用車椅子と貸切家族風呂をご用意しました。
奥様のベッドは、介護用電動ベッドにエアマットを手配し、2時間ごとの体位変換(褥瘡予防に)。
弊社の介護福祉士が近くの部屋で待機し、無線型のナースコールをお持ちいただき、24時間いつでも即座に応答できるよう備えました。
さて、旅行当日。
晴天に恵まれました。温泉旅館へ至る道中には、菜の花や梅の花が咲いています。
久しぶりのご旅行だったためか、奥様は、いくぶんお疲れのご様子。ゆっくりと滞在することを優先し、旅館でご家族様と過ごされました。
温泉旅行を終えて、無事にご帰着なさいました。
「いい思い出ができました。生きる意欲になります」とのお言葉をいただきました。
またお供させてくださいませ。