福岡の海を見に

今回のお客様は、熊本市の老人ホームにお住まいのご夫妻様。
旦那様は、認知症・心不全などで要介護5。車椅子をお使いです。
「老人ホームでずっと過ごすばかりでなく、きれいな景色を見に行ったりしたほうがいいと思うのです。けれど、誰に話しても、いいねと言われるばかりで、これまで実際に行くことはできませんでした。」とおっしゃる奥様。

「福岡の海に行ってみたいです。30年くらい前に2人で行きました。とても綺麗でした。」かつて2人で見た「福岡の海」をもう一度見たい、とのこと。たしかに、いくつかのリスクはありました。

心機能低下ゆえ、座って過ごしていただくのは60分間が限界。
糖尿病治療薬による低血糖の危険性。血栓塞栓症のリスク。
転倒事故の危険性(老人ホームでは離床センサー使用中)。
疲弊による体調悪化の可能性。嚥下咀嚼機能低下による誤嚥の危険。
などなど、老人ホームの職員さんとの打ち合わせでご指摘を受けました。

私どもの役割は、それらリスクを、事前の準備と当日の備えにより、一つ一つ解決して、ご希望を実現することでした。

志賀島からお二人で海を眺める

志賀島からお二人で海を眺める

さて、当日、心配されたお天気も、ちょうど晴れ間が見えて、志賀島から海をご夫婦で眺めることができました。無事に福岡1泊旅行を終えて、熊本にご帰着なさいました。

「本当によかったです。ありがとうございました。」と感謝の言葉を頂戴しました。
次回は、秋ごろ行きましょうか。

今回の旅を作るにあたり、ご協力くださいました、老人ホーム職員の皆様、主治医の先生、安藤福祉タクシー様、ヒルトン福岡シーホーク様、寿司割烹ともづな様、介福本舗様、弊社ボランティアスタッフ、関係者の皆様に深く感謝いたします。